一部のウェブサイトへのアクセスが遅い

NullPrivate DNS を使用する際に一部のウェブサイトへのアクセスが遅くなる原因と解決策。主に ECS(Extended Client Subnet)機能のサポートに関する問題

一部の動画サイトへのアクセスが遅い

NullPrivate を使用中に特定のウェブサイトへのアクセスが遅くなる場合、以下の原因が考えられます。

ECS サポート:

NullPrivate の無料版は ECS(Extended Client Subnet)機能をサポートしていません。ECS は DNS プロトコルの拡張機能で、DNS サーバーがクライアントのネットワーク位置に基づいてより正確な DNS 応答を提供できるようにします。多くの CDN(コンテンツ配信ネットワーク)は ECS を使用して、ユーザーを最寄りのサーバーに誘導し、速度を向上させています。無料版のサーバーは上海と杭州にあります。

影響:

  • 速度低下: ECS がない場合、NullPrivate は最適な CDN サーバーに誘導できないため、速度が低下する可能性があります。
  • 地理的位置の不正確さ: 物理的に遠いサーバーに誘導されることで、レイテンシが増加する可能性があります。

解決策:

  • 有料版へのアップグレード: NullPrivate の有料版は ECS 機能をサポートしており、この問題を解決し速度を向上させます。
  • 他の DNS サーバーの使用: ECS をサポートする他の DNS サーバーを試すこともできます。